AEROSMITH / Get A Grip風 ギターソロ アーミングペダルを使った音作り

AEROSMITH_Get A Gripギターソロ
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前回アルバムGet A Grip全体の基本サウンドセッティング例をアップロードしましたが、今回はアルバムタイトルナンバーである曲『Get A Grip』そのものを取り上げ、主にギターソロパートのサウンドメイクを中心にセッティングしてみました。

この曲のギターソロでは、あまり聴きなれない特殊なエフェクトが印象的です。それらを再現できるよう設定してみました。

アーミングペダルを使うのですが狙った意図のサウンドにするためにセオリーとは違った接続順になっている点もポイントです。

機材と接続順

設定値と解説

ハムバッカー(パッシブ)Gibson標準PU

①Gibson Les Paul Standard

レスポール推奨
設定項目 分量
PU position ブリッジPU
Volume !0%~100%
Tone 100%
設定のポイント
基本サウンドは前回設定したものと同じですが、この曲ではバッキングなど若干歪みが少なめの印象もありましたのでオーバードライブやアンプのDriveはそのままにギター本体のVolumeで歪み量をコントロールするのがいいでしょう。ギターソロでは全開にします。

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②ケンタウロス系:オーバードライブ

設定項目 分量
Gain 45%
Treble 70%
Level 100%
設定のポイント
こちらも前回基本サウンドとして設定済みです。

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③Marshall JCM800 モデル:アンプシミュレーター

設定項目 分量
Drive 40%
TREBLE 80%
MIDDLE 100%
BASS 40%
キャビネット 4x12 Celestion Vintage30
Output L アンプのリターンへ
Output R アーミングペダルへ
設定のポイント
アンプの設定は前回投稿したアルバムGet A Grip 基本サウンドメイクと同様ですが、問題はこの後につなぐアーミングペダルの接続方法です。

ワーミーなどのアーミングモードでは原音ミックスが出来ないようです。
しかし、アーミングエフェクト100%だと音程の狂った不可解な演出になってしまいます。トム・モレロのような飛び道具的な演出に使う場合は別として、この曲のギターソロではちょっとしたスパイスとしての演出にとどまっておりバッキングとも馴染んでいます。

かといって原音ミックスのできるハーモニーモードのような整ったサウンドでもありません。

そこで今回はこのアンプシミュレーターのステレオアウトプットLR両方を利用してギターアンプのリターンへダイレクトで入力される信号とアーミングペダルを経由しギターインプットへ接続する信号へと分岐させます。


この方法によりアーミングモードであっても音量バランスを取りながら原音をミックスすることが出来るようになります。

⑤アンプとアーミングペダル

設定項目 分量
アーミングペダル設定  
Octave 1オクターブ+
アンプ設定  
Gain 0%~10%
EQ ALLフラット
音量比  
ギターインプット側(L.ch) :リターン側(R.ch) 3:10
設定のポイント
ペダルを踏みこんだ状態で1オクターブ上がるように設定しておきます。

原音を100%とした場合ワーミーのエフェクト音は30%程度に留めるのが良いでしょう。これ以上エフェクト音を上げると過剰で耳障りな音になってしまいます。

ただし、アンプシミュレーター側の音量を上げると接続上LRどちらのチャンネルも音量が上がってしまいますのでアーミングペダル側(L.ch)ギターインプットの音量をアンプのマスターボリュームで調節する形になります。

ギターソロ本編直前のラジオのチャンネル合わせのような特殊なサウンドはナチュラルハーモニクスを鳴らした後、ペダルの踏み込みと戻しで表現できるかと思います。

ギターソロ本編に入ったところではペダルを踏んだ状態のままにします。これによりヒステリックかつスリリングな特殊効果を演出します。

サウンドメイクまとめ

アンプによってはSENDを使わないと音がミュートされてしまったりするタイプがあるかもしれません。その場合は今回のような方法は使えませんので別途スプリッターやミックスできる機器を用意する必要があります。

今回の方法が可能な場合でもマスターボリューム20%程度で大音量になってしまうアンプの場合はLRを入れ替えたほうが音量調節しやすいですが、リターン側は極力アンシミュからダイレクトなチャンネルにしたいところです。

そこでアーミングペダルの後にボリュームペダルを挟んでギターインプットへ接続し音量調節し易くする手もあります。

*本記事に記載されているアーティスト名および楽曲名、製品名は音色の傾向を説明するための参考情報であり、当サイトと各版権元、アーティストとの関係、関連はございません。

*掲載されているセッティングは、あくまで個人の主観および環境に基づくものです。機材のバリエーションや使用環境によって効果が異なる場合があり、当サイトはその再現性や正確性を完全保証するものではありません。