Original レスリースピーカー風サウンドをフェイザー+コーラスで再現

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特別な機材を使わずフェイザーとコーラスという一般的なエフェクトのみでレスリースピーカーサウンドを簡易的に再現してみようという音作りレシピです。

フェイザー自体がロータリースピーカーを電気的に再現しようという途上で生まれたエフェクトなのですが位相変化に特化した二次元的な再現なので実物とはどこか違ったサウンドになります。そこでもっと三次元的、立体的なサウンドとして再現するため揺れの重なりを演出するコーラスを加えてみました。

と、理屈っぽい説明になってしまいましたが、実のところフェイザーとコーラスどちらもレスリーにどことなく似ているエフェクトなのでこれらを組み合わせればお互いの不足を補い実機に近づけられるのでは?という単純な発想です。

揺れモノエフェクトを同時に使う場合、周期が重なって効果が不鮮明であったりカオスなサウンドになってしまいそうですが接続順と設定バランスを工夫することでそれなりの効果を発揮できるかと思います。

実機のレスリーは持っていませんのでマルチエフェクターに入っていたレスリーエフェクトを参考にしています。

機材と接続順

設定値と解説

①ギター

設定項目 分量
PUポジション リア
Volume 100%
Tone 100%
設定のポイント
今回はフェイザーとコーラスの設定がほぼ全てになるためギター、ピックアップの機種は問いません。PUポジションはブリッジ側で音作りを進めましたがセンターやフロントならレスリースピーカーの温かみのある雰囲気に少しでも近づけるかもしれません。

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②フェイザー

設定項目 分量
Rate(SPEED) (6.32Hz)
Resonance(Feedback) 30%
Depth 38%
設定のポイント
接続順はフェイザー→コーラスとするのが重要なようです。この逆だと設定にもよるでしょうが音程が狂ったような変なエフェクトになってしまいました。特殊サウンドを狙う場合はこれでもいいでしょうが、レスリースピーカーの再現にはフェイザー→コーラスの順にしましょう。

フェイザーの速さは6.32Hzと比較的速い周期ですが周期が速いほうが効果が分かりやすかったため、この数値になっているだけです。周期は自由に設定してください。

Res(Feedback)も少しだけ加えてあげるとウネりがハッキリしてそれっぽくなるかと思います。

Depthの設定が重要で、上げすぎるとコーラスエフェクトが引っ込んで単なるフェイザー感が強くなってしまいます。Depthは半分以下の値、比較的薄くかけるようにします。

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③コーラス

設定項目 分量
Rate(Speed) 5.63Hz
Depth 73%
E.Level 70%
設定のポイント
フェイザーの周期は自由に設定しても大丈夫なのですがコーラスの場合は5Hz前後を目安に固定値とした方が無難です。

Depth、E.Levelも高めの設定で、どちらも70%ほどになっていますがRateと同様この辺りの値で固定値としてください。

これらの値を変えるとレスリーっぽさが損なわれてしまうようです。

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④アンプ

設定項目 分量
Treble 40%
Middle 50%
Bass 60%
設定のポイント
アンプはクリーンに設定してください。Trebleを少し削り逆にBASSを少しだけ上げてあげるとレスリーっぽい温かみのあるサウンドに寄せられるでしょう。

サウンドメイクまとめ

コーラスは固定値で使うため全体的な揺れの周期はPhaser側のRateを操作することで変化させてください。

マルチエフェクターに入っていたレスリーエフェクトの方が揺れのコントラストがハッキリしていて再現度としては敵いませんが、
特別な機器が無い場合でも簡易的な再現として参考にしていただければと思います。

*本記事に記載されているアーティスト名および楽曲名、製品名は音色の傾向を説明するための参考情報であり、当サイトと各版権元、アーティストとの関係、関連はございません。

*掲載されているセッティングは、あくまで個人の主観および環境に基づくものです。機材のバリエーションや使用環境によって効果が異なる場合があり、当サイトはその再現性や正確性を完全保証するものではありません。