Original 速弾き ギターソロ 向け セッティング BOSS SD-1編

shredder setting
BOSS SD-1を使った速弾き向けサウンドメイクです。オーバードライブとプリアンプの歪みを組みあわせタッチの感度を上げています。さらに空間エフェクトを加え残響音によるサスティーンでフレーズをスムーズにつなげる効果を加えています。

機材と接続順

設定値と解説

ハムバッカー(パッシブ)

①ギター

速弾き向けギター機材1
設定項目 分量
PUポジション リア
Volume 100%
Tone 100%
設定のポイント
全体的な歪み量が多いので推奨はハムバッカー搭載のギターです。シングルコイルの場合はプリアンプのイコライジングを少し調整したほうがいいかもしれません。

②BOSS SD-1:オーバードライブ

設定項目 分量
Drive 50%
Tone 80%
Level 100%
設定のポイント
アンプ側の歪みだけを使うよりもオーバードライブペダルの歪みを組み合わせることで、ギターソロ向けなどセッティングの幅が広がり
狙ったサウンドにより近づけることができるようになります。今回はBOSS SD-1を使ったセッティングです。
ペダルだけで歪ませる訳ではないのでDrive量は半分程度にしておきましょう。タッチの鋭さを出すためにToneを多めに設定しています。Levelを全開にしてアンプをプッシュします。どちらかと言えばブースター的な使い方です。

③Soldano SLO-100タイプ プリアンプ として使用:アンプシミュレーター

設定項目 分量
Drive 60%
Presence 100%
Treble 60%
Middle 55%
Bass 65%
設定のポイント
速弾きに最適なアンプとしてピッキングへの反応が良く音の輪郭がはっきりしているSoldano SLO-100タイプをアンプシミュレーターで選択しました。実機を入手するのはなかなか難しいところなので今回は、これをプリアンプとして使います。オーバードライブである程度歪ませてありますのでGainは60%までにしました。これ以上Gainを上げると歪み過多となってしまいます。オーバードライブの歪み量との組み合わせを考慮しながら設定しましょう。Presenceを全開にしてピッキングに対する反応の鋭さを最大限にします。その他EQ類は比較的フラットよりに設定してPresenceの帯域を強調するセッティングです。

④ディレイ

設定項目 分量
Time 450ms
Repeat 4.5回
Effect Level 65%
設定のポイント
全体的な歪み量が多いのでセオリー通り歪みの後に空間系エフェクトをつなげていきます。アンプシミュレーターに付属のディレイがあればそちらを使うのがいいでしょう。付属の空間系エフェクトであれば通常は歪みの後に設置されるはずです。
ディレイタイムは450msで比較的長めに取っています。速弾きでフレーズが重ならない長さかつサスティーン効果によるフレーズのスムーズな鳴りを演出する設定値です。Repeat回数4回ほどでエフェクトレベルを65%にしています。今回はスムーズな弾き心地を優先するため少し派手なディレイ演出となっています。効果が強すぎると感じる場合はエフェクトレベルを下げてください。

⑤リバーブ

設定項目 分量
タイプ Hall
MIX 50%
設定のポイント
リバーブもアンプシミュレーター付属のものを使いました。タイプはHall Reverbです。原音とリバーブ音が1対1の音量になるMIX50%という設定値ですがエフェクトレベルでは全開という設定になります。ディレイと同じく今回は派手目の設定値にしていますので過剰と感じる場合は下げてください。

⑥アンプ

速弾き向けギター機材6_ギターアンプ
設定項目 分量
リターン直  
設定のポイント
アンプシミュレーター付属のディレイとリバーブを使っている場合はアンプシミュレーターのOUTPUTをギターアンプのリターンに直接入力します。スタジオ等にある100Wチューブアンプであればベストです。シミュレーターSoldano SLO-100タイプのプリアンプ部とチューブ100Wのパワーアンプとの組み合わせで疑似的なSoldano SLO-100を体感できるのではないかと思います。

アンプシミュレーターの後にコンパクトエフェクターなど外部のディレイやリバーブを使う場合、リターン直だとシミュレーターの再現がスポイルされるかもしれません。違和感がある場合はリターン直ではなく通常のギターインプットにつないでください。その場合ギターアンプのEQ類はフラットに設定しておきましょう。

サウンドメイクまとめ

今回の速弾き向けサウンドメイクですが、弾きやすさ重視であえて派手な設定にしてあります。ある意味誤魔化しが効く設定ですので、このセッティングで練習をつづけると真の実力を養う事が出来なくなるとも言えるかもしれません。生演奏での演出が必要な場合など限られた場面で使う事をおすすめします。練習にはもっとナチュラルなセッティングを心がけましょう。

*本記事に記載されているアーティスト名および楽曲名、製品名は音色の傾向を説明するための参考情報であり、当サイトと各版権元、アーティストとの関係、関連はございません。

*掲載されているセッティングは、あくまで個人の主観および環境に基づくものです。機材のバリエーションや使用環境によって効果が異なる場合があり、当サイトはその再現性や正確性を完全保証するものではありません。