このコーナーではエフェクターに関する基礎知識を始めとしてエフェクターの種類、一般的な接続順やスタンダードな組み合わせなどもご紹介します。多種多様なエフェクターがある中でどのような目的で、どれをどう使用するかは人それぞれで解釈も変わってきます。
ご紹介するのはあくまでSMALLGARAGEとしての解釈ですが細かい点は気にせず参考程度に皆さんのお役に立てればと思います。
また、入門向け講座として回路や難しい技術的な事はなるべく抜きにして感覚的にわかるようご紹介いたします。
●エフェクターの種類
ギターの音色に変化を加えるエフェクターは次のような種類に分類できるかと思います。
歪みペダル
歪みペダルとはロックギターらしいザラついた迫力あるサウンドを生み出すエフェクターです。
主にOverdrive、Distortion、FUZZなどがあります。共通した使い方の基本としては、どれも音を増幅させる機能であるためアンプだけの時の音(クリーンサウンド)とエフェクターをONにした時の音量差があまり出ないようペダル側のLEVELつまみなどで調節することが重要です。
ダイナミックス、補正系ペダル
・エキサイター
・リミッター
ダイナミックス、補正系ペダルは歪み系ペダルほど劇的に音が変化するものではありませんが音作りには欠かせない非常に重要なカテゴリーのエフェクターです。
機能としては音の強弱の補正、音量を上げる、特定の音域を強調する、削るなどの役割を担ってくれます。
モジュレーション系(揺れもの)
遅れた音を重ねる
音をうねらせる
モジュレーション系ペダルとは音の波形が生成される過程で意図的な変化を加えて効果音を作るエフェクターです。主にLFOと言われる回路の周期変化を利用し音を揺らすなどの効果を与えるので揺れもの系とも言われます。
空間系
空間系エフェクターとはその名のとおり音の響きを繰り返したり残響を生み出して空間の広がりや奥行きを演出するエフェクターです。上記のモジュレーション系ペダルも大まかには空間系エフェクター内のカテゴリーとも言えます。
ピッチ系
設定した音程まで音を変化させる
ピッチ系ペダルとは音程そのものを変化させる機能を持ったエフェクターのことです。原音に対して音程を変化させた音を加えることによりサウンドに厚みを加えたり豊かなハーモニーを演出するなどの音響効果が得られます。
フィルター系
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専用ペダルでトーンを変化させる
電子回路によってトーンを変化させる。
フィルターとは特定の成分のみを抽出したり、ろ過するという意味です。音声的なフィルターとは機材間を繋ぐときや回路内部では必ずコンデンサーや抵抗を通過するのですが、この時に特定の周波数がカットされるため、これがローパスフィルターやハイパスフィルターになります。このフィルター機能を利用して音響効果を生み出すものがフィルター系ペダルに分類されます。
特定の周波数の強調やカットというとイコライザーがありますが音響効果というよりは、ある周波数に対しての音量的な操作が主体になりますので補正系ペダルに分類させていただきました。
エフェクターの接続順
このコーナーでは個々のエフェクターがしっかり効果を発揮できるよう標準的な接続順を解説しています。
スタンダードな組み合わせ
接続順を一通り覚えたら次は実際のサウンドメイクに挑戦してみましょう。このコーナーではエフェクターによる基礎的なサウンドメイクパターンをご紹介します。



















