

エフェクターの種類、接続順を覚えたら今度は実際にエフェクターでサウンドメイクをしてみましょう。
しかし、ギター初心者の方など数多くのエフェクターをどのようにセッティングすればイメージした音が出せるのか、そもそもどんな音が出せるのかわからない場合もあるでしょう。
そこでいくつか標準的なセッティングが出来るようサウンドメイクのパターンをご紹介します。音作りに迷った場合は参考にしてみてください。
エフェクターの機種により設定値も異なるため基本的には各パラメータの値を0~10の10段階(小数点あり)で解説いたします。あくまで参考程度に自分の機材と照らし合わせて調節してください。
クリーンサウンドの音作り
まずは音作りの基本となるクリーンサウンドでのセッティングを覚えましょう。エフェクターを上手く使うことで単にアンプのGAINを絞って音量を上げただけの音とは一味違うサウンドメイクができます。
バッキング向けクリーントーン
コンプレッサーとコーラスが特徴的なクリーンサウンドです。コンプレッサーのATTACKを短くして素早く圧縮、音の粒を揃えコーラスとリバーブで揺らぎと広がりを演出、バッキングやアルペジオで美しいサウンドを聴かせてくれます。イコライザーで若干中音域を削っているのが特徴です。機材の個体差もあるので中音域の量は調節すると良いでしょう。コーラスのDEPTHを少なめにして深くかけ過ぎないのがポイントです。