コーラスのセッティング
ここでは当SMALLGARAGE製のコーラスCHR-SR1で解説しますが別機種のコーラスをお使いの場合も設定方法の参考にしてください。
まず揺れの速さで(間隔)ですが曲のテンポに合わせて8分音符ごとに揺れの山と谷が来るよう(1拍で山か谷が一回づつ、8分の表が山で裏が谷のイメージ。逆でも同じ)に設定します。CHR-SR1ではSPEEDつまみを65%程にすると曲のテンポにマッチします。
SPEED 65% , DEPTH 80% , MIX 100%
原曲では比較的深めにコーラスがかかっている印象なので揺れの深さDepthはCHR-SR1では80パーセントほどと多めに設定しました。
コーラスの機種にもよりますが今回のSPEED設定ほどの揺れが速い場合DEPTHをこれ以上上げると音程が狂ったような気持ちの悪いエフェクトになってしまいます。SPEEDの設定が高い場合はDEPTHの上げ過ぎには注意しましょう。
今回はパラレル接続はしないためMIXつまみはエフェクト側100%にしておきます。
アンプの設定
アンプの設定は原曲の冒頭ノンエフェクト状態のクリーサウンドを目指して音作りをします。
クリーンサウンドを目指すのでアンプのGAINは10パーセント前後。歪ませず、かつしっかり音量が出る位置を探りましょう。
アンプのイコライザー類ですが原音では低音域が少ない軽めなクリーンサウンドになっています。
GAIN ~20% , TREBLE 80% , MIDDLE 40% , BASS 30% , MASTERお好みで
BASSを30パーセントほどに削り、Middleも若干減らし気味で40パーセント前後にしてTrebleの調節で音の立ち上がりがいいクリーンサウンドを作りましょう。
Trebleの具体的な値ですがアンプの機種によっては80パーセントほどまで上げたほうがいい場合もありますが、もともと高音域が鋭いアンプの場合あまりにTrebleをあげると線が細い音になったりディストーションをONにした時に高域が耳にキツい耳障りなサウンドになってしまう恐れがあります。
BASS、MIDDLEは上記のような設定に固定したうえでTrebleの操作によって原曲のクリーンサウンドに寄せていきましょう。
一旦設定し終わったらディストーションON時の高音の出方や音の抜けを聴きながら再度Trebleを微調節します。ディストーションのTONEも再度動かしながら合わせ込んでいきましょう。
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